最悪でも最良に

癌が分かった時

「最悪の結果がでた・・・」

「残念な事に・・・」

そういう言い方を、したり聞いたりすると思います。

 

そりゃー何でも無いに越した事は無いけど・・・

最悪とか言われたら、本人はいったいどんな気持ちで受け止めればいいの？

いくら最近は癌が怖い病気では無い。って事を言われだしても

“がん＝死”　ってイメージは消え去っていない。

 

私も自分がこの病気になるまでは、そう思っていた。

完治しても、再発の不安がついて回ったり・・

 

でも、たとえ最悪の結果がでちゃったとしても
これから先、いくらでも最良にしていく事は出来るわけじゃない？

だから、なってしまった事を悔やむより

じゃあどうすれば治るのか？

たとえ治らないとしても、どうすれば元気を取り戻せるのか？

持続出来るのか？

楽しく闘病できるのか？

そういった事を、もっともっとTVやマスコミが前面に出してくれれば良いのにね。
って思います。

例えば・・抗がん剤＝つらい副作用＆髪の毛が抜ける＆何も出来ない

では無く

抗がん剤＝癌の縮小＆帽子やウイッグが楽しめる＆合間は何でも出来る

とかね。

最近良く、最先端医療で癌を治す。

とか

TVドラマでも癌になり・・・みたいなものが多いけど
これだけ癌人口が多いんだから、ちがう観点からの番組もあればいいのに、って思います。

だからこそ、個人のいろんな気持ちが詰まっているブログとかHPが多いのかもね？

そこには癌ではない人がつくったつくり物ではない、本当の声が詰まっているからね。

考え方をちょっと変えるだけで
癌になっても、今病気も無く、自分が健康だと信じて何もしていない人よりも
それこそ元気に過ごせるかも知れないし

だらだらと目標も無く、無意味に長生きしなくても
たとえ一生が短くなったとしても、その分中身の濃い日々が送れると思います。

私がいつも言っている事だけど、改めて思いました。

今まで見えなかった物が見えてきたり、この時間を大切に思えたりね・・

 

最悪だけど最良を目指す　　

 

私は、どんな時にもこれを忘れずに過ごしたいな

☆nice! ＆コメント☆　（クリックすると過去のものが開きます♪）

タグ：肺がん